晴れた青空の下(いまさら2)

仮歌

晴れた青空の下

はじめはほんの些細な空気
このまま終わるしかないなんて手を振った

果てた身体をそっと
枯れた花の上に
終わりを待つ夜だけが
わたしに赦されているような

ほどけた結び目がまたすぐに
絡まり動けなくなる前に手を振った

欠けた言葉をそっと
閉じた口の上に
眠りが来ない暁
誰か手を伸ばしてるような


晴れた青空の下
白い灰を集め
煙る炎も消えて
誰もいなくなってしまった

晴れた青空の下

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