薄い花唇
まだ生まれたての匂い
枯れた窓辺と相反して
甘く漂う
ほんの少し
ただ光って見えただけ
嫌いに含まれ
余る羨望など
横目に…
忘れたことさえ忘れて
足掻いて、絡まって
若い日々、笑うあなたは
あなたに隠され
見つけてと、待つ
脆い茎では
支えきれないもの
美しさの陰
誰も知らない色
見てきた
過ぎてく変わり映えの無い時
望んで、欲しがった
若い日々、笑うあなたは
恐れなど知らずに
どこへだってゆく
思い出して、今
これまでのあなたが
綻びを繕う
忘れたことさえ忘れて
足掻いて、絡まって
若い日々、笑うあなたは
あなたに隠され
だけどそばで
ずっとそばで
信じている
愛している
覚えている
アムネシア
Florere
コメント